松戸史跡マップ研究会

        入会案内  一緒に歴史や民俗を楽しみませんか

 平成13年に公民館講座に参加した仲間が講座終了後に当会を立ち上げ活動を始めた団体です。
現在、私達の会では毎月1回の例会の他に次のような企画を立て歴史や民俗に興味を持つ
仲間同士の親睦を図っています。

① 月に1~2回 近郊市域の史跡見学会(通称:近郊散策会)を実施し、新しい知識を得て見聞を
  広めています。

② 松戸市内の史跡・遺跡等の文化財調査を行っています。

③ 年1回「市民講座・史跡巡り」を実施し、私達の活動成果を知っていただくと共に、
市民の皆様に松戸の歴史・史跡紹介を行なっています。

④ 会費 入会金 0円  会費・月 250円(年3000円)

⑤ 会員数  20名 

以上のような活動を行なっていますので、興味を持たれ、仲間に加わって一緒に楽しみたいと思われる
方は下記にご連絡ください。

  連絡先  TEL 047-387-3902 溝渕 碩治(ミゾブチ セキハル)

2016年04月05日

印西・小林牧場周辺のお花見と史跡散策

  曇天で若干肌寒い日であったが、JR成田線小林駅に13名が集合し、10時から散策を開始する。

① 浅間山公園(浅間神社) 小林駅から10分足らずで公園の東口に着き、急階段を一気に上ると、浅間神社が鎮座している。
    鳥居はあるが、社殿はなく富士塚のようになっている。
② 猿田彦神社(小林浅間3丁目) 天保・万延・文久・元治・慶応などの文字庚申塔が神社の境界線を区切っている。
    印西市に現存する「百庚申」の一つである。 
③ 西福寺(小林浅間3丁目) 天台宗の寺で印西大師第48番札所になっている。
    木造不動明王立像と毘沙門天立像は県文化財。
④ 八坂神社(小林浅間3丁目) 坂道の参道を登ると社殿と摂社の愛宕神社があり。
⑤ 諏訪神社(物木) 孟宗竹と真竹の中に急階段の参道が垂直に成っている。132段あるとのことで、数えながら登ったが、
    本当にきつかった。頂上は社殿の他に、冨士大神碑2基、金刀比羅大神碑、三峰神社碑等が並んでいる。
⑥ 龍湖寺(物木) 二階建ての山門脇から本堂方面に向かう。曹洞宗のお寺で安産子育ての寺として信仰され、近在の女性が
    奉納した大絵馬が10枚あるとのこと。元治元年(1864)奉納の絵馬は文化財に指定されている。
    印西大師第47番札所になっている。         
⑦ 瀧水寺・医王殿薬師堂・白山神社(滝) 寺院建築としては医王殿薬師堂が美しい。薬師堂の向拝には「天女の像」が描かれ、
    堂内の格天井にも花が描かれていた。天台宗寺院で創建は不明だが、仁王門の金剛力士像(鎌倉時代)や建武5年(1338)銘
    の梵鐘が直そばで見られる。印西大師第61番札所、十九夜塔を集めた十九夜社碑、小林一茶の句碑などもある。道を挟んだ
    本堂(瀧水寺)境内には孔雀が飼われていて、綺麗な姿を見せてくれた
⑧ 小林牧場(小林) 小林牧場は大井競馬場の競走馬の育成・休養・調教を目的に昭和45年に作られた。今日も満開の染井吉野を
    見に多くの花見客と露天が出ている。我々は更に北上して、管理棟の先の静かなシダレサクラの園地にて昼食・お花見を
    することにした。弁当・飲み物持参はいつでもそうだが、今日は若干のアルコールを持参したので休憩時間は1時間30分とし
    た。  ゆっくりと花見休憩をし、散策を開始する。
⑨ 道作古墳群(小林) 6世紀後半から7世紀前半(550~600)のものとされる25基の大掛かりな古墳群である。
    1号墳は前方後円墳で前方部の巾33m、高さ4m、後円部は径25m、高さ3.5mで、道路の側にある。また古墳群全体が
    公園化されており、小さな前方後円墳や円墳が数基整備されている。
⑩ 鳥身神社(小林) トリミ、トミとも言い、ここは「トミ神社」という。印旛沼北西部に18社あり、同じ印西市内でも地域が
    限定されている。この神社はこの地方の総本社とされているだけに崇神天皇5年(208頃)の創建とされ、永禄11年(1568)
    改修の記録があり、本殿は安永6年(1777)のものという。境内は広く、本殿の裏側には大きな境内林を擁する神社だ。
    神楽、獅子舞は印西市無形文化財である。
⑪ 巴塚(小林) 木曽義仲の愛妾巴御前の墓と伝えられるが、小さな板碑があるが?がつく墓所だ。
⑫ 路傍・庚申塔群(小林) 整然と6基の庚申塔が並ぶ。享保7年・1722~安永8年・1779などが判読できた。
⑬ 八坂神社(小林) Y字路の空き地に建てられた新しい社殿の後に5基の石祠があり、二十三夜塔(安永8年・1779)や
    金精様(天明8年・1788)がある。
⑭ 光明寺(小林) 高台にある本堂は民家のような感じであるが、天台宗の寺院で、元正元年・1573の創建という。
    市有形文化財の弥陀三尊下総型板碑(黒雲母片岩製、暦応4年・13.41)を見る。庚申塔も沢山あり、笠付庚申塔で左右に
    童子を配した享保3年・1718が最古で他に文政2年・1719の大日如来像がある。又墓地の一角には、十九夜塔が13基纏められ    ており、寛文元年・1661、延宝2年・1674が古いものである。  
⑮ 南弘坊帰国稲荷神社(小林) 稲荷社で名前から曰くありげだが、詳細は不明である。
光明寺の本堂前に戻り、北東に進むとJR小林駅に到着する。15:25だ。
                      
                       (記・KK)

                             瀧水寺薬師堂